高専生に向けたポスターの作り方
この記事は奈良高専 Advent Calendar 2021 8日目の記事です
adventar.org
はじめに
はじめまして。しゅうと申します。
(なぜか)Advent Calendat 8日目の枠をいただきました、一応4年生のS科生です。
3年はフル単で進級はできたっぽいので、行ったことはないですがクラス名簿に名前はあるらしいです。今度顔を出してみたいですね。
さて、私は3年生の頃、3つの部活・同好会に所属していました。
- 放送部
- 生協学生同好会
- 現代視覚文化研究会
今回は基本的に生協学生同好会(生協)というところでの経験をもとに話します。一応いまもLINEグループには入ってますが。
そこではイベントを行う機会がありました。例えば、タヌロー喫茶という、学生と奈良高専生協が協力して、ケーキとドリンク(とてもおいしい)を販売するというもの。
そこで必要だったのがポスターです。
学校に掲示するポスター
生協のイベントは基本的に放課後に行います。こちらから対外的に告知をしなければ、来てくれる人は稀です。
そこで、告知の手段としてポスターを使用していました。
大ポスターと小ポスター
生協では、「大ポスター」と「小ポスター」の2種類を制作していました。
大ポスターは、余りの大きな紙の裏に、マジックペンなど手書きで作ったポスターです。これは一点物、購買の壁に貼り付けていました。
小ポスターは、B5サイズでPCから印刷したポスターです。これは学生掲示板や各クラスに貼り付けるため、数十枚刷ります。
大ポスターは大きくて、カラフル。目につきやすく感じますが、実はそうでもなく、購買利用者にしか見られない上に、手書きのため余白が多く、他のポスターに負けてしまうのです。
この辺りはどうしようもないので、イラストを印刷して貼り付けるなどしていました。
が、大事なのは小ポスター。
小ポスターは各教室に貼られるため、かなり目につきやすいです。鮮やかな色のデザインにすると、白黒の書類ばかりの中で一際目立ちます。
実際にアンケートをとったわけではないので、どのようにしてイベントを知ったのかはわかりませんが、やはり口コミと小ポスターの効果がかなり大きいと、個人的には思います。
小ポスターの制約
今回は小ポスターメインでお話していくのですが、小ポスターには実は制約があります。
- 基本情報(日時、場所など)をすべて記載する
- 右下に「生協学生同好会」と書く
- 印刷は奈良高専生協のPCで行う
- 掲示する前に学生課に持っていって、はんこを貰わなければならない
- 学生課が不適切だと判断したものはダメ
思いつく限りはこのくらいでしょうか。
内容のことはひとまず置いておいて、ポスターを作る上でキツイのが「印刷は奈良高専生協のPCで行う」ってヤツです。
当然フォントはWindows標準のものだし、デザインのできるソフトもありません。Microsoft Officeくらいです。
なので私は、
- 家でPower Pointを使って、デザインの草稿をつくる
- フォントをファイルに埋め込んで、USBで購買まで持っていく
- 調整や確認をして、印刷する
という手はずを踏んでいました。
こうすると、見栄えのいいデザインを学校にそのまま持ち込むことができました。
実際にポスターを描く
ポスターをつくるとき、私は下書きを一切書きませんでした。
ポスターくらい適当でいいでしょ~、とか思ってたのも1つありますが、一回とりあえず作ってみて、そこから修正していく方が良いのではと思っていたからです。
この「秋の自転車点検」のポスターも、Power Pointでぶっつけ本番、なんとなくで作りました。
手書きでも、PCで作るのでも、多少下書きはあってもいいとは思います。下書きを書く、書かないは主義なので、好きな方をとればいいでしょう。
しかし、下書きに固執するのは良くありません。だいたい、作ってる途中にいい感じのアイデアが出てきます。
それを遠慮なく取り入れることが、見栄えの良いデザインにするコツです。
色を決める
とはいいつつも、完全に無計画で作っていたのではありません。
ある程度頭の中で、どういうものを作りたいかは考えていたつもりです。
個人的にその中でも、一番優先順位が高いのが配色だと思います。
暖色か寒色か中間色か。似た色を使うか対になる色を使うか。具体的な色は決めなくても、なんとなく「オレンジと赤がいいかな?」ぐらいは決めておいたほうがいいです。
配色に悩める人たちへ
配色ってどうやって決めるんだよ!って思う人もいるかもしれません。
でも心配は要りません。色の決め方にはある程度セオリーがあって、それに従ったりするだけでいい感じになります。
「配色の基本」とかで検索すればもっと詳しく出てきますが、今回は特によく使われるものに絞って紹介します。
単色・モノクロ
モノクロ=白黒、ではありません。モノクロとは、濃淡だけで表現する様式のことです。
ある濃い色を1つ決めておいて、それを薄くした色を織り交ぜるといいでしょう。
類似色
このカラフルな虹色の円を「色相環」と呼ぶのですが、これは色相環で隣り合った色を使うというテクニックです。
「赤・橙・黄」、「青・緑・黄緑」、「桃・赤紫・紫」のような組み合わせがあります。
「秋の自転車点検」のポスターは「赤・橙」の2色をメインで使用しています。
補色
色相環で対になる色の組み合わせを、補色といいます。
これはとても目立ちやすくなる反面、失敗するとダサくなりやすいです。
ことポスターを作るだけなら、単色・類似色だけ使えばいいですが、知識として持っておくとよいでしょう。
ロゴデザインをやってみる
私がポスターを作る上で、よくやっていたのが「ロゴを作っちゃう」ということです。*2
例えば、「タヌロー喫茶」や「食生活相談会」では、文字の「刀」や「火」といったパーツを、適当なイラストで置き換えています。
簡単な手法ですが、割といい感じにできます。
「イラスト」では、月や星などの図形をいっぱい散りばめただけ。
「秋の自転車点検」は書道っぽいフォントを、いい感じに配置して色をつけただけです。
プロのそれには及びませんが、こういった引き出しを持っておくだけで、見出しをカッコよくできます。専用ソフトを使わなくてもできるので、おすすめです。
初心者がやりがちなダサいポスターの避け方
正直、学生がつくるポスターなので、そこまでの見栄えの良さは求められません。
しかし、ダサくて目立たないポスターは、集客という意味で最悪です。個人個人のセンスは変えられませんが、少しの努力で見栄え良くできるなら、した方が格段にいいです。
以下の3点だけは、めちゃくちゃ守ってください。
MSゴシックやMS明朝を使うな
WordやPower PointのデフォルトフォントであるMS明朝やMSゴシックは、基本的にダサいです。
書類なら問題ないのですが、ことポスターを作るのなら避けたほうが賢明だと思います。
最近は、無料で使えるフォントも多いです。
「フリーフォント」と検索して、気に入ったフォントを使ってみましょう。
長ったらしい文章を書くな
文章は、短くしてください。小説ではないので、長い文章は駆逐してください。
イラストを使ったり、箇条書きにしたりするのも手です。
どうしても文章を書かなければならないときは、要点を赤字や太字にするなどして強調してみると、いい感じに見やすくなります。
見出しは強く、本文は目立たせず
見出しにはイベント名、本文には日時や内容を記載すると思いますが、見出しは目立たせましょう。目立たせるということは、他を地味にしなければなりません。
例えば、見出しは極太でオレンジ色の文字を使う。本文には、ちょっと細めで黒色の文字を使う。
そうすると、ポスター内でメリハリが生まれます。最初に目に入ったインパクトと、内容のわかりやすさを両立する、一石二鳥のテクニックです。
おわりに
というわけで、いかがだったでしょうか。
書きたいことが多くて、長ったらしい、グダグダな文章になってしまったと自覚していますが、少しでもポスター作りに悩む人に刺されば幸いです。
ぜひ、自分のセンスを信じてください。キツかったら、タヌローの画像をいっぱい貼れば問題ありません。
さて明日は、Advent Calendarの9日目です。もう2022年が近くて怖いですね。
この日は「寺巡りのすゝめ」というテーマらしいです。とても楽しみですね。趣味趣向をたくさん撒き散らしていただければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これを見ている高専生や新入生へ
生協学生同好会に入ってあげてください。たのしいよ。
年賀状をはじめて作ってみた
お久しぶりです。しゅうと申します。
2020年が訪れ、自堕落な冬休みを送っていますが、この新年を迎えるにあたって12月序盤あたりから準備をすすめてきたのがこの年賀状です。
AR年賀状の構想
ARで年賀状を送るという構想はふとした思いつきだったりします。
はじめは適当なハガキをモーショントラッキングして、「39」のMVをはめ込んだ映像をつくりたいと考えていました。
しかし、どうにも実写撮影のノウハウを持ち合わせていないので、「ARマーカーを置いて、スマホで再生できるようにすればいいじゃん」という考えに至りました。
ちなみに、モーショントラッキングのためだけに月額2000円くらいのAdobe Creative Cloud コンプリートプラン学生版を購入しました(あんまり使ってない)。
ARを実現するにあたって、最初は「HP Reveal」というアプリを使おうと考えていました。
スキャンした絵柄(なんでもOK)をマーカーにして、AR映像を簡単に作成できるというアプリです。
これだ!と思ったのですが、一度作成したARは編集できなかったり、サービス終了しているという噂だったり(ちゃんと調べてないのでわからん)、小回りが効かない印象でした。
ということで、AR.jsとGitHub Pagesの組み合わせで、AR映像を自作することとなりました。
映像製作
映像はいつもどおり、AviUtlで製作しました。
今回ははがきサイズの映像ということで、200dpiの787x1165pxという気持ちの悪い解像度でつくりました。
ここで失敗したのが、エンコーダーが偶数サイズしか受け付けてくれなかったことです。AviUtl側でサイズを変更して、エンコードはなんなくできましたが、最初に試しておけばよかったです。
今回はじめての試みとなるのは、イラストを使用させていただいたことです。
茉莉花(まつりか)さんに初音ミクのイラストの依頼を出し、イラストとその線画を動画後半で使わせていただきました。納期はとても早くて最高だったんですが、完璧にイラストを活用できたかというと、微妙なところかもしれません。
素敵なイラストだったので、もう少し存在感をもたせたかったとは今思います。
今回パクリ参考にさせていただいたのは、以下の映像たち。
シェイプモーション関連なんかは、Virtual to LIVEをはじめとするろくんしさんの映像。
あとは、Cumuloworksさんの映像(特に39)もシェイプモーションの参考にさせていただきました。とかいいつつ、そんなにシェイプモーションしてないですが。
ラスサビのところは、まきのせなさんのSingularityやI seek youに触発されました。あんまりアイデアがなかったので、結構似た感じになってしまいました。
本家MVの映像も雰囲気を考えるのに役立ってくれました。
宣伝っぽくなってしまうのですが、このMVでは自作スクリプトを結構使っていたりします。イントロ部分では、螺旋状に動くアニメーションや日付がスクロールするものを使っていましたが、これらは全部自分でつくりました。
特に年月日カウンターは、このMVのためにコードを書いています。たぶん探せばあると思うんですが、なにを血迷ったのかあまり時間がないのに作っていました。
日付をぐわーってできるスクリプトできましたhttps://t.co/xxoHe4QwJa pic.twitter.com/DcvBZ4lP0f
— しゅう (@shulmj_) 2019年12月15日
ちなみに全部GitHubで公開してるので、よかったら見てね。
一番この映像制作でつらかったのは、エンコードです。
はじめはx264GuiExで出力していたのですが、最終エンコードではエラーが多発。
結局、無圧縮AVIで出力して、それをx264GuiExでエンコードするという手法をとりました。
たった2分の動画ですが、一回のエンコードに約12時間かかっています。ミスの修正なども合わせれば、これを3セットくらいはしました。
さすがに何度もエンコードするのはしんどいので、細かいミスは数秒くらいの修正済み無圧縮AVIに起こして、それをもとの映像と組み合わせたりしてました。
それでも十数秒の映像とかで2時間くらいかかっちゃうんですけどね。モーションブラーは悪です。
WebAR製作
映像製作と並行して行っていたのが、AR.jsとaframeを用いたWebARの製作です。
幸いにもマニュアルが充実していて(参考1、参考2)、結構簡単にARマーカーを認識することはできたのですが、問題は映像と音楽を再生することでした。
結局はここに書いてあるソースを真似ることで再生できるようにはなったのですが、結構試行錯誤してしんどかったです。
特に書くこともないくらい地味なコーディングだったのですが(commitしてGitHub Pagesから確認してを繰り返すだけ)、一番大変だったのはこれの製作中に発症したインフルエンザです。
40℃くらいの熱が出て、まーじで死ぬかと思いました。体に異常な寒気がしたら、コーディングは一旦やめたほうが良いと思います。
年賀状製作
肝心の年賀状ですが、元日に届けるには12月25日に投函しなければならなかったのですが、普通につくるのを忘れていました。
せっかくなのでIllustratorで試行錯誤しながらデザインをつくり、ARマーカーもちゃんと載せました。
しかし、自宅にははがきをきれいに印刷できるプリンターがなかったので、宛名印刷を無料で行ってくれるおたより本舗に依頼しました。
正直に言うと、クッソ高かったですが(10枚で3500円)品質はとても良かったです。
縁無しにするために光沢印刷のオプションを付けたのですが、めちゃくちゃ高級感があってとても満足してます。宛名印刷も非常によい。
ただ、3500円かける価値があるかは微妙です。
小ロットの印刷なので、はがき印刷可能なプリンターを購入したほうがコスパは良いと思います。納期も存在しないですし。
来年もしつくるなら、適当にコンビニプリントで済ませようかと思ってます。
完成品
結局映像が完成したのは、12月30日でした。わりと最後の方はスケジュール的に余裕があったので、結構ゆったり作業していたのですが、来年はもうちょっと早くから作りたいと思います。
もう一つ反省点としては、知り合いの住所をあまり聞き出せなかったことです。AR年賀状の反応は結構いただけてとても嬉しいのですが、肝心の現物を渡す人が10人程度しかいなかったので、来年は色んな人に住所を教えてもらおうと思ってます。
あとインフルにもかからないように。
実際に動いている様子はここから見れます。
2020年の年賀状はスマホAR動画になります!
— しゅう (@shulmj_) 2020年1月1日
受け取った方はぜひ試してみてね pic.twitter.com/Aa3Qyfkh50
あとMVはこちらから
ARマーカーさえあれば、このAR年賀状を楽しむことはできます。
『リバーシブル・キャンペーン』PVいろいろ
DECO*27様の「リバーシブル・キャンペーン」でオリジナルPVをつくった。
最近はアイドル部にドハマリしてるので、メンバーのひとり「もこ田めめめ」を踊らせてみた。
【アイドル部MMD】もこ田めめめでリバーシブル・キャンペーン【AviUtl】
AviUtlでスマホサイズ(16:9 縦画面)の映像制作に挑戦してみた。実際に視聴するときは、ぜひスマートフォンを縦に持って見てほしい。
あとは、MMDを使ってアイドル部のもこ田めめめさんのモデルを動かしている(.LIVEさんありがとう)
どちらも初挑戦で、とくにMMDの操作性には時々イラッとはしたが、楽しく制作することができた。テスト前なのに。
イントロ
イントロ部は実は昔作っていた映像を流用したものである……というか、もこ田めめめで作る前から「リバーシブル・キャンペーン」で映像をつくる構想はあった。
左上の0と1の羅列だが、実はある文字列を2進数化したものである。元の文章はわすれた。
このイントロ部で個人的にお気に入りなのはGlitchである。
Nure様のVHS風、Pixelsorter_s、周辺ボケ光量、本当のブロックノイズ、Aodaruma様の簡易Glitch、データモッシュスクリプト、フリーのVHSノイズ素材などを組み合わせて、映像劣化を表現した。「リバーシブル・キャンペーン」の本家PVもこのような映像劣化やデータモッシュを多用しているため、曲の世界観を壊さずに表現をできたと思う。
このシーンは、本家MVの2:00くらいから着想を受けた。配置する画像のZ座標を調整することで、画面全体に奥行きをもたせることができたように思う。
DECO*27 - リバーシブル・キャンペーン feat. 初音ミク
Aメロ部分
ノイズは若干抑えめで、ダンス映像を主役においた。「リバーシブル・キャンペーン」ということで、背景は白と黒。そしてテキストには白色+差分合成をかけることで、背景と色を反転させた。
カメラをMMD側で切り替えてもよかったが、修正時にはMMD側から再出力が必要になるので、いろんなアングルの映像を複数個用意しておいて、AviUtl側で音にハメるという作業をとった。
MMDでの出力時には、Ut Video Codec SuiteのRGBAを選択するとアルファチャンネル付きのAVIとして出力される。これをAviUtlで読み込み、編集ウィンドウの「アルファチャンネルを読み込む」にチェックすると、透明度つきの映像が配置される。
MMD
前述したとおり、もこ田めめめのモデル表示はMMDを使用している。
ただMMD単体ではリアルな表現には向かないため、MikuMikuEffect+NCHLShader2の組み合わせで質感をより強化してみた(参考にしたサイト↓)。
もう少しエフェクトを追加しても良かったが、MMD側で色調やボケの調整は可能なので、NCHLShader2と一部でikBokehを使用している程度しかMMEエフェクトは使用していない。
NCHLShader2にはプリセットが付属しており、「もこ田めめめ」の皮膚全体にはBasicを、首と腰のモニターにはMetallicかMettalic2を適用している。他のパーツにはそもそもシェーダーを使用していない。
Bメロ
Bメロ部分は、Aメロ部分と同様にテキストモーションとダンス映像で表現した。
途中の画面が崩壊していくシーンチェンジがあるが、これは「空中分解」でも使用したPixelsorterをつかったGlitchの応用である。こちらのMVを参考にさせていただいた。
またサビ直前のカットだが、雰囲気や「花が音に合わせて登場する」といった表現は、こちらの映像を参考にさせていただいた。
サビ
サビではタイポグラフィーは抑えめに、ダンス映像に焦点を当てた。
洋館書庫ステージの中心で踊らせてみたため、一気にMMD映像感が強くなった。
正直に言って、作業時間は一番短かったが、10種類ほどの映像を同時にロードするため、AviUtlやL-SMASHがクラッシュしまくりで発狂するかと思った。
このシーンだけではないが、プロジェクト全体をそのまま出力すると、メモリ不足でAviUtlがクラッシュしてしまう。そのため各パーツごとに無圧縮AVIに分割エンコードし、それらを繋ぎ合わせ再エンコードすることで、ようやく映像データを出力できた。
まとめ
テスト前だというのにつくりはじめた映像だったが、過去の映像の経験のおかげでわりと作業時間は多くなかった。それにも関わらず、かなりかっこいい雰囲気の映像が自分の手から生み出されたので、完成した動画ファイルを20回は繰り返し再生したと思う。
タイポグラフィーはちょっとずつできるようになってきたけど、まだまだ「よくわかんね」って感じなので、それを重点的に練習していきたい。テストあるけどな。
TalkCafe #2 に参加しました
奈良高専 学内LT会「TalkCafe #2」に参加してきました。
弊部の先輩が第一回の主催者、弊部の同期が「#2」の主催ということで、これはいくっきゃないと秒で参加登録しました。が、
他人のプレゼンを聞きに行くという機会は、いままで殆どなかったので、どういう感じなのだろうかと期待半分、不安半分というのが本音でした。
開催は10:30
結論から先にいうと、寝坊しました。
前日、お仕事に寝坊したから、今日も寝坊するかもなーと思ったら案の定でした。
原因はこたつで寝落ちし、アラームを掛けるのを忘れていたからです。
きましたわー pic.twitter.com/VP2MeVnh2O
— しゅう (@shulmj_) 2019年3月5日
朝ごはんを食べないという選択肢をとったので、無事にオープニングには間に合いました。よかった。
LTスタート
開催中でーす#talk_cafe pic.twitter.com/dZ2amN2aHT
— TalkCafe@奈良高専 (@nitnc_talkcafe) 2019年3月5日
お菓子をもぐもぐしながら、プレゼンを聞きます。ちなみに、会場は飲食禁止らしいです。
ちげさんのおはなし
「TalkCafe #1」の主催であり、弊部の元会長でもあります。
TalkCafeのコンセプトや沿革やら、行動力があって羨ましいなあと思いながら聞いていました。
学生会・学生課の諸問題は、わかりみが深すぎて「うんうん」とずっと頷いていた気がします。
コーヒーのおはなし
意外と近所に、おいしいコーヒー専門店があることが驚きでした。
ちなみにですが、ぼくはコーヒーは飲めません。
会場で淹れたてコーヒーが振る舞われましたが、イチゴ味のポッキーをもぐもぐしながら、コーヒーで流し込んで「おいしいおいしい」ってしてました。
アルティメットのおはなし
フリスビー+ラグビー+バスケみたいなスポーツらしいです。
高専でアルティメットで大会に出場するという話で、アルティメットにのめり込んでいくまでの過程とそれからやったことが、なぜかBGMと謎演出とともに、紹介されていました。
おもしろさだけで判断するなら、ここが一番だと思います。えぇ。
ただ陰の者としては、「スポーツで青春……うっ」て感じでした。
数学で絵を描くおはなし
Desmosというサイトで、数学の関数を記述しイラストを描くという、変態の所業。
スライドでは、お餅を関数で描いていました。フーリエ変換ができれば、円1000個を使って初音ミクすら描けるそうです。
ちなみに、
お絵描きソフトはAviutlでしょ#talk_cafe
— くろま (@kuroma_ele) 2019年3月5日
これは真理です。
72mm径のおはなし
留の民です。ハッシュタグは「#72mm」らしいです。つぶやいてあげてね。
留年しないためには、
提出物を出せ
— さりえり (@salieri_nk) 2019年3月5日
先生のところに行け
授業中寝るな#72mm#talk_cafe
とのことですが
1年一緒の教室だったけどこいつ結構寝てたぞ#72mm #talk_cafe
— ぞる (@Zorrrrrr_7030) 2019年3月5日
らしいです。
お昼休憩
お昼ご飯の時間です🍴🍕🍖🍗🍤🍕🍴 pic.twitter.com/4bOAcH6k3e
— TalkCafe@奈良高専 (@nitnc_talkcafe) March 5, 2019
寝坊をキメたせいで、カバンには歌舞伎揚げしかありませんでした。
幸い購買はオープンしてたので、なんとか生きることができました。
ちなみに、会場内は飲食禁止らしいです。
午後のLT
13:00から後半のLTです。
実行委員長が自費でジュースを買ってきてくれました😂🙏#talk_cafe pic.twitter.com/ix1jwd6xdJ
— TalkCafe@奈良高専 (@nitnc_talkcafe) March 5, 2019
主催の差し入れ(実費)です。
スライドデザインについて
PowerPointなどのスライドをつくるときの、デザインのお話です。
長文をそのままスライドに載せるのは論外。
文章量を絞って、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの配分をしっかりとすることで、見やすいスライドになるらしいです。くっそ参考になりました。
学生会電子化のおはなし
学生会執行部の煩雑な手続きを電子化して、簡略化したいなぁ~っていう願望の詰まったLTです。
(できるか否かはおいておいて)なにをするにもわざわざ書類を書かなければならないのが面倒すぎて、絶対実現してほしいなぁと思いながら、ずっと頷いてました。
せめて、施設・備品の借用くらいは、Web経由でできるようにしてほしいなぁって感じです。
青春18きっぷのはなし
「始発で」という点を除けば、ちょっとした小遣いで旅行ができてしまう夢のようなチケットです。
東京まで18切符で旅行した経験がある身としては、もう使いたくねえって思いました。
また特急券を購入(課金)することで時間を短縮できる裏技も紹介されてました。
旅行いきたいですが、それができるエネルギーが羨ましいです。
競技プログラミングのおはなし
AtCoderの問題ってC問題でいつも詰むんですよね。
線形計画法やら動的計画法やら、工夫を凝らさないとTLEしてしまうので、難しいものです。
アンチ10進数
「10進数はクソ!」という前衛的なLT。こわい。
普段10進数を使っているからこそ、他の進数は気持ち悪く見えますが、言われてみれば確かに2や4の倍数である16進数はかなり使いやすい気がします。
実行委員長のLT
DTMなんかのおはなしだそうです。
「DTM=ソシャゲ」らしい。音屋さんは余裕で数万消し飛ばすからこわいね。
終了
飛び込みLTにも人が集まり、事前応募並の人数が発表をするという、タイムスケジュールギリギリの高密度な懇親会でした。
16:00からは写真撮影&片付け。
ベストスピーカー:へーちゅー さん
— TalkCafe@奈良高専 (@nitnc_talkcafe) March 5, 2019
ベスト技術賞:西の山 さん
ベストネタ賞:けーやん/ぽん さん
おめでとうございます!!!
#talk_cafe pic.twitter.com/75e1W6AFsF
ついでに、発表者の表彰も行われました。
受賞された方、おめでとうございます。
感想
はじめてLTイベントに参加してみて、世の中にはこんなに強くて多趣味な人がいるんだなと、世界が広がった気がしました(小並)。
そして、自分の好きなことを生き生きと発表する姿に感化され、なんというか、モチベーションもあがりました。なにかするわけではないですが。
次回「#3」がもしあるとするならば、ぜひ登壇して、自分の技術を自慢し、聞き手を沼に引き込めるようなプレゼンをしたいです。
映像のおはなし、やりたいですね。
余談ですが、奈良カンファ参加が諸事情でおじゃんになったのですが、実はスライドつくってました。
このデータを持ってこれば、TalkCafeで発表できたのですが、朝寝坊のせいでもちろん準備は出来ませんでした。無念。
結論:朝は早く起きろ
『空中分解』オリジナルPVのいろいろ
すりぃ様の空中分解のPVを作った。
【AviUtl】空中分解 PVつくってみた【モーショングラフィックス】
使用したソフトは、例のごとくAviUtl。
原曲が1分ジャストという、かなり短い曲なので、過去作品みたいに途中で飽きることはなかった。そう考えてみれば、完璧に完成したはじめての作品な気がする。
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